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Broad WiMAXの特徴や料金は?月額料金が安く乗り換えに特におすすめなプロバイダ

Broad WiMAXは、初期費用無料・機種代金無料・月額料金割引・乗り換え違約金負担などのキャンペーンが特徴的なプロバイダです。

残念ながらWiMAXプロバイダの中で最安値という訳ではないので、料金にこだわるユーザーは、他のプロバイダを選ぶのがおすすめです。

ただ、Broad WiMAXには他社乗り換え違約金負担をしてくれるキャンペーンがあり、これは全てのWiMAXプロバイダの中で唯一となっています。

新規契約ではもっと安いプロバイダがありますが、現在他社で契約していて更新月を過ぎてしまった、何らかの理由で解約したいというユーザーには、とてもおすすめなのがBroad WiMAXです。

このページでは、Broad WiMAXの特徴や料金、そのサービス内容について詳しく解説しているので、契約前の参考にしてください。

Broad WiMAXの料金は月額料金の割引がポイント

WiMAXプロバイダの料金の特徴には大きく2つあって、キャッシュバックか月額料金の割引かで料金体系が大きく異なります。

Broad WiMAXはキャッシュバックがない代わりに、月額料金を割引することで特徴を出しているので、月額料金の割引額がポイントになります。

ライトプランの月額料金は2,726円

ライトプランは、月の高速通信が7GBまで使えるプランです。

月額料金は安くなっていますが、使える通信量が少ないため、あまりインターネットを利用しないユーザーが選ぶプランになっています。

コストパフォーマンスで見ると、月の通信量が無制限のギガ放題プランの方が圧倒的に優れているので、Broad WiMAXを契約するユーザーのほとんどがギガ放題プランを選んでいます。

ギガ放題プランの月額料金は3,411円

ギガ放題プランは、3日で10GBまでという制限はあるものの、月の通信量に関しては無制限のプランです。

月額料金は2ヶ月まで2,736円、24ヶ月まで3,411円、3年目以降は4,011円になっています。

3年目から割引額が少なくなるので、お得感が少なくなってしまうのですが、2年目までの3,411円が強調して表示されているので、注意が必要です。

3年目以降も安く使うには、途中で機種変更をすれば3,711円で使えるのですが、また3年契約になってしまうのがデメリットです。

3年目以降も月額料金が3,411円ならとてもおすすめできるプロバイダなのですが、残念です。

初期費用は18,875円が無料

Broad WiMAXの特徴として、事務手数料3,000円とは別に18,875円の初期費用が必要になるという点があります。

ただし、これはWebからの申し込みをすることと、いくつかの条件を満たすと無料になるキャンペーンがあるので、ほぼ全てのユーザーが初期費用無料で契約できます。

Broad WiMAX以外のプロバイダでは、事務手数料は必要なものの、この初期費用が必要なプロバイダはないので、初期費用無料キャンペーンは特にお得な特典ではありません。

Broad WiMAXの機種は最新機種がおすすめ

Broad WiMAXでは、WiMAXの最新機種が全て揃っていて、全ての端末代金が無料になっています。

これもUQ WiMAX以外はどのプロバイダでも無料になっているので、Broad WiMAXだけの特典ではありません。

ただ、一部の機種や旧機種しか取り扱いのないプロバイダもあるので、全ての機種が選べるというのはポイントです。

Speed Wi-Fi Next W06

Speed Wi-Fi Next WX05

Speed Wi-Fi Home 01

Speed Wi-Fi Home L02

Broad WiMAXで開催中のキャンペーン

Broad WiMAXでは、初期費用無料・端末代金無料・乗り換え違約金負担の3つのキャンペーンを開催しています。

初期費用無料キャンペーンと端末代金無料キャンペーンは、UQ WiMAXを除く全てのプロバイダで同じ条件が最初からあるので、特にお得なキャンペーンという訳ではありません。

Broad WiMAXのキャンペーンの中で注目するべきは、他社乗り換え違約金負担キャンペーンです。

初期費用18,875円が無料キャンペーン

Broad WiMAXは、通常契約時の初期費用として18,875円が必要です。

事務手数料とは全く別の費用で、他のプロバイダでは存在しない初期費用なので、Broad WiMAX独自の費用ということになります。

この初期費用が以下の条件を満たすことで、無料になるキャンペーンを開催しています。

  • Webから申し込み
  • 月額最安プランを選択
  • 安心サポートに加入
  • My Broad サポートに加入
  • クレジットカード払いを選択

条件はこれだけなので、ほぼ全てのユーザーが初期費用無料キャンペーンの対象になります。

口座振替も可能ですが、クレジットカード払いを選ぶようにしましょう。

キャンペーンの条件に有料オプションへの加入がありますが、これは2ヶ月間無料ですし、契約が完了したらすぐに解約ができるので、申し込み時は加入するようにしておきましょう。

端末代金無料キャンペーン

Broad WiMAXでは、全ての端末が機種代金無料になっているので、どの端末でも好みの機種を選ぶことができます。

端末代金に関しては、約20,000円としているプロバイダが多いですが、Broad WiMAXをはじめほとんどのプロバイダで無料で提供されているので、実質0円ですね。

ただ、UQ WiMAXでは2,000円から4,000円の端末代金が必要になるので、そういう意味ではお得です。

また月額料金が安いプロバイダの中には旧機種を提供することで月額料金を下げているプロバイダもあるのですが、Broad WiMAXではそういったことがなく、全て最新機種が揃っています。

そういう意味ではどの機種を選んでも失敗することがないので、安心して機種を選べるプロバイダと言えますね。

他社乗り換え違約金負担キャンペーン

Broad WiMAXで一番特徴的かつお得なのは、この他社違約金を負担してくれるキャンペーンです。

他社WiMAXからの乗り換えはもちろん、WiMAXの類似サービスであるSoftbank Air・ポケットWi-Fi・Y!Mobileからの解約違約金まで負担してくれるので、多くのユーザーが利用できます。

違約金の負担額は最大で19,000円までなので、更新月を過ぎてしまった場合や、初期契約解除の期間を過ぎてしまってから、やっぱり解約したいと思った場合など、更新月以外の解約違約金をBroad WiMAXが負担してくれます。

申し込み方法は簡単で、Broad WiMAXで契約したあと、他社サービスを解約して、違約金の支払い金額がわかる書類を、Broad WiMAXにメールで添付するだけです。

あとは指定した口座に違約金負担分が振り込みされるという流れなので、少ないステップで完了します。

Broad WiMAXは高額な初期費用があり、キャンペーンで無料になるという珍しいプロバイダではありますが、乗り換え違約金を負担してくれる唯一のプロバイダです。

新規申し込みで積極的に選ぶ必要はありませんが、違約金が発生することで解約や乗り換えができないという状況なら一番おすすめできるプロバイダです。

WiMAXやポケットWi-Fiからの乗り換えを考えている方は、必ず利用した方が良いキャンペーンです。

Broad WiMAXのオプションは申し込み時だけ加入がおすすめ

Broad WiMAXには、安心サポートプラス・My Broad サポート・Okaimoaというオプションの3つのオプションがあります。

どれも有料オプションなのですが、基本的にはどれも加入の必要はないと思っています。

ただし、安心サポートプラスと、My Broad サポートだけは、初期費用無料キャンペーンの適用条件になっているので、申し込み時は加入しておきましょう。

申し込みが完了したらすぐにマイページからオプションの解約が可能なので、すぐに解約するのがおすすめです。

安心サポートプラスは水濡れ保証がついた端末保証

安心サポートプラスは、月額550円の機器保証オプションです。

端末の通常範囲での利用に対する故障に加えて、水濡れ保証も付いていて、6ヶ月に1度なら無償で修理・交換に対応してくれます。

初期費用無料キャンペーンで申し込みをするには、このオプションへの加入が必須なので、必ず申し込み時はチェックを入れて加入しておきましょう。

ただ、契約が済んだら解約することをおすすめします。

WiMAXルーターはそうそう壊れるものではないですし、スマホのように水没させることはまずないでしょう。

月々550円のオプション代だと、1年払えば中古のWiMAXルーターが購入できるくらいの金額になるので、不要なオプションです。

My Broad サポートはWiMAXやパソコンの使い方サポート

My Broad サポートは月額907円のサポートオプションです。

WiMAXの使い方だけでなく、インターネットやパソコンなどあらゆるジャンルのサポートを幅広くしてくれるオプションです。

このサポートも初期費用無料キャンペーンの適用条件になっているので、申し込み時は必ず加入するようにしておきましょう。

お年寄りやパソコンの初心者であれば数ヶ月加入してみても良いかもしれませんが、個人的には全く必要のないオプションだと思います。

申し込み完了後はいつでも解約できるので、すぐに解約するようにしましょう。

Okaimoaはネットスーパーで使えるクーポンがもらえるオプション

Okaimoaは月額600円の有料オプションで、加入するとネットスーパーデリキチで使える7,000円分のクーポンがもらえるという内容になっています。

7,000円のクーポンはオプション代金の10倍以上のものなので、とてもお得に見えますが、一度に使い切れる訳ではなく、以下のようになっています。

  • 1,000円クーポン5枚 (5,000円以上で使用可能)
  • 2,000円クーボン2枚 (10,000円以上で使用可能)

いずれの場合も1回の支払いで使えるのは1枚だけなので、少なくとも月に7回5,000円以上の買い物をしないと使い切ることはできません。

デリキチは日用品から生鮮食品まで幅広く取り扱いのあるスーパーですが、普段からよく利用しているというユーザーは加入してみるのも良いでしょう。

初期費用無料オプションの条件には含まれていないオプションなので、加入は自由ですし、もし7,000円のクーポンを使ってみたい場合は、2ヶ月間の無料期間の間だけ使ってみるということも可能です。

スマホとのセット割引もあり

Broad WiMAXは他のWiMAXプロバイダと同じようにスマホとのセット割引があります。

auスマホを使っているならauスマートバリューmine、UQモバイルならギガMAX月割が使えます。

UQモバイルとのセット割を使う場合は特に注意点はないので良いのですが、auスマホ割を使う場合は、他のプロバイダと比べてかなり割高になってしまうので、Broad WiMAXでの申し込みはおすすめできません。

auスマホ割プランは初期費用無料キャンペーンの対象外

Broad WiMAXのauスマホ割プランは、auスマホの月額料金から毎月最大1,000円を割引するものです。

しかし、Broad WiMAXの場合は、auスマホ割プランを選んでしまった場合、突然割高になってしまいます。

  • 初期費用18,875円が必要
  • 月額料金の割引がなくなる (3,411円→4,380円)

auスマホが例え1,000円割引されたとしても、初期費用無料キャンペーンが適用されないため、18,875円が必要になることに加えて、WiMAXの月額料金の割引までなくなってしまいます。

そのため、Broad WiMAXでは、WiMAXプロバイダの中で最も割高なUQ WiMAXよりも、18,875円高くなってしまうということになります。

auスマホを持っているユーザーは、絶対にBroad WiMAXでauスマホ割プランを選ぶのはやめておきましょう。

auユーザーであっても、通常通り月額最安プランを選ぶのがお得です。

ギガMAX月割は初期費用無料キャンペーンと併用可能

Broad WiMAXでは、UQモバイルのスマホとセットで契約すると、UQモバイルの月額料金が300円割引されるギガMAX月割に対応しています。

順番としてはBroad WiMAXに申し込みしたあと、UQモバイルに申し込み、UQモバイルでギガMAX月割の申請をします。

すでにUQモバイルを利用している場合は、Broad WiMAXの契約が完了後、UQモバイルで手続きをすることで、割引が適用されます。

Broad WiMAXで契約しただけではギガMAX月割が適用されないので、契約後は必ず申請して割引を受けるようにしましょう。

ギガMAX月割もほとんどのプロバイダが対応してくれているので、WiMAXを利用する場合は、スマホもUQモバイルに乗り換えてしまうのがお得です。

パソコンやタブレットとのセット割は注意

Broad WiMAXには、WiMAXの契約時にHPのパソコンやHuaweiのタブレットなどのセット購入が可能です。

どちらも頭金が0円で、WiMAXの利用料金に端末を分割で支払っていくという形なのですが、これは正直おすすめできません。

用意されている端末があまり新しいものではなく、価格としてもAmazonなどで購入する方がよほどお得だからです。

WiMAXと0円パソコンのセット販売は一時期とてもよく見かけましたが、最近はほとんど見なくなっています。

頭金0円はとてもお得なセットに思えますが、実は月々の支払いに端末代が上乗せされるだけなので、できれば別々に購入するようにしましょう。

Broad WiMAXを申し込む前の注意点

Broad WiMAXは、UQ WiMAXと比較するととてもお得なプロバイダですが、業界最安値という訳ではありません。

Broad WiMAXが最適なユーザーはあくまでも新規申し込みではなく、他社乗り換え違約金負担のキャンペーンが使える乗り換えユーザーがおすすめです。

また、初期費用無料キャンペーンが適用されないと、反対に割高なプロバイダになってしまうので、申し込む前はしっかりと注意点を把握してから申し込むようにしましょう。

初期費用無料キャンペーンの条件に注意

  • Webから申し込み
  • 月額最安プランを選択
  • 安心サポートプラスに加入
  • My Broad サポートに加入
  • クレジットカードで支払い

Broad WiMAXは初期費用無料キャンペーンの適用がないと、18,875円の初期費用が必要になってしまうので、全くお得ではありません。

Broad WiMAXでお得に申し込みをするには、必ずこの初期費用無料キャンペーンを適用させましょう。

条件といっても特に難しいものはなく、公式サイトから申し込みをして、オプション加入とクレジットカード払いを選ぶだけです。

プランに関しては、ライトプランでもギガ放題プランでもキャンペーンの適用になるのですが、ギガ放題プランを選ぶと、2ヶ月間はライトプランの料金でギガ放題が使えるので、まずはギガ放題プランで申し込みをしておきましょう。

プラン変更はいつでもできるので、安心です。

唯一auスマホ割プランを選んでしまうと、キャンペーンの対象外になってしまうので、ギガ放題月額最安プランで選ぶのがおすすめです。

支払いに口座振替を希望するユーザーは、現在は少ないですが、どうしてもという場合はUQ WiMAXはBiglobe WiMAXを選んだ方が初期費用が必要ないので、おすすめです。

2年目以降の月額料金に注意

Broad WiMAXは、ライトプランは2,726円、ギガ放題プランは3,411円という料金を前面に押し出していますが、これは契約から2年間の月額料金です。

2年を過ぎた25ヶ月以降では、お得割とにねん割がなくなってしまい、ライトプランは3,695円、ギガ放題プランは4,011円になってしまいます。

契約更新月での最後の1年間は、UQ WiMAXとさほど変わりがない料金で利用しなければいけません。

WiMAXプロバイダの料金を比較する様々なサイトがありますが、Broad WiMAXの料金は、なぜか2年間の料金で記載されている場合が多いので、契約時はしっかり考えてから契約するようにしましょう。

料金を比較するときは、しっかりと3年間使った場合の実質月額料金で比較するのが正解です。

Broad WiMAXの特徴や料金のまとめ

ここまで解説したきたように、Broad WiMAXは2年間の月額料金が最安値ではないことと、2年以降は割引がなくなってしまうので、決して一番お得なプロバイダではありません。

また初期費用無料キャンペーンの適用がないと、割高になってしまうので、申し込みに注意が必要なプロバイダでもあります。

ということで、総合するとBroad WiMAXはこれから初めてWiMAXを契約するユーザーにはあまりおすすめできるプロバイダではないという結論になります。

ただし、Broad WiMAXの唯一のメリットと言えるのが、他社乗り換えの解約違約金を負担してくれるキャンペーンです。

WiMAX・Softbank Air・ポケットWi-Fiなどを契約していて、乗り換え先を探しているというユーザーには、これ以上お得なプロバイダはありません。

乗り換え違約金は、通常9,500円から高額な場合は20,000円ほどまで支払いが必要な場合があるので、Broad WiMAXの乗り換え違約金負担を活用しましょう。